2013年4月9日火曜日

死亡保険は収入保障に限る

色々保険をお調べになった方は、四角の定期保険よりも三角形の『逓減定期保険』がいいと言うのはご存じかも知れませんが、改めてご説明します。

保険と言うのは万が一の時に、助けてくれるもの。
例えば、収入を担っているご主人がもし万が一亡くなってしまったら・・・
残った家族を助けてくれるものが保険のあるべき姿だと思います。


ただ、この必要な額はいつでも同じでしょうか?

30歳の時に6,000万の保険額であったとしても、これは60歳の時も果たして6,000万も必要なのでしょうか?
住宅を買った場合、多くの方が団体信用生命保険等に入っているかと思いますが、これに入っていれば、万が一ご主人が亡くなった場合は、ローンの返済額が保険で支払われます。
つまり、大きな保険が必要なくなるのです。
子供が大きくなれば、必要なお金も少なくなってきます。
このように、年齢とともに必要な補償額が少なくなることに対応した保険が、三角形の
『逓減定期保険』なのです。


文字だけでは分かりにくいと思うので、具体的に説明します。

テレビのCMなどでよく出ているので、ここではライフネット生命の死亡保険を例に出します。

■前提条件
契約年齢:30歳男性
払込期間:30年(つまり60歳まで)
■ライフネット生命保険名 :かぞくへの保険(死亡保険)
保険種類:定期保険
保険金額:6,000万円
保険料 :月額14,098円

図で表すと以下のようになります。

hoken1.jpg
60歳で6,000万は必要ないでしょうね。
これをちょっとだけ階段にして、

30歳-40歳:6,000万
40歳-50歳:4,000万
50歳-60歳:2,000万

にすると、以下のようになります。

hoken2.jpg

前者は30年間の間に
14,098円×12か月×30年=
507万5280円

後者は30年間の間に
6,718円×12か月×10年+9,570円×12か月×10年+11,536円×12か月×10年=
333万8880円

約170万も違います。
これからも分かるように、階段を3つ作っただけでこれなのですから、もっと階段を増やし、三角形にすると、保険料は安くなるのが分かって頂けるかと思います。

例えば、三井住友海上あいおい生命の『収入保障保険』で見てみると・・・


■三井住友海上あいおい生命
保険名 :収入保障保険
保険種類:逓減定期保険
保険金額:月20万の60歳払込で保険期間も60歳まで
保険料 :月額6,160円

図で表すと、以下のようになります。

hoken3.jpg

30年間では
6,160円×12か月×30年=
221万7600円

更に、あいおい生命は非喫煙者やBMIが基準以下、ゴールド免許等の条件を満たせば更に安くなります。
健康優良体特約と言うものがある収入保障はあいおい生命以外にもひまわり生命でもあるので、収入保障を検討されている方で健康体の方は、あいおい生命かひまわり生命をご検討されてはいかがでしょうか。

収入保障の比較は以下の記事でまとめています。
http://hokenews.blogspot.jp/2013/04/blog-post_9889.html

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