2014年1月28日火曜日

医療保険にいつ入るのがお得?-オリックス生命の場合-

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保険は若いうちに入った方がお得とは言われている?ものの、実際はどうなの?
ってことで実際のデータを見て検証してみたいと思います。

とりあえず、目に付いたオリックス生命でやってみます。
他の保険会社でも同じ傾向か、時間があるときにやってみたいと思います。
 
まず、年齢ごとの終身払いと60歳払いの月額保険料と、それぞれの累計金額と、「終身払い>60歳払いとなる年齢」を表に纏めてみました。

【条件】
男性
入院日額:5,000円
手術特約:入院10万円、外来2.5万円
先進医療:2,000万円
オリックス生命男.png

これじゃよく分からないと思うので、以下の2つをグラフにしてみました。

・終身払いで75歳まで支払った累計金額
・60歳払いで60歳まで支払った累計金額

オリックス生命男_.png

このように、一般的に言われているように若いうちに保険に入った方が、最終的な保険料は少なくて済むと言うことが分かりました。
また、男性は75歳以上生きるなら終身払いより60歳払いの方が支払額が少ないと言うことも分かります。

では、女性はどうなのか?
同じように調べてみました。
ただ、女性の方が平均寿命が長いので、終身払いの累計は75歳ではなく、80歳で計算してみました。

【条件】
女性
入院日額:5,000円
手術特約:入院10万円、外来2.5万円
先進医療:2,000万円
オリックス生命女.png

男性よりも若い年齢で保険料は高いが、年齢が上がると男性より保険料が安くなるのが分かります。
男性と同じように、以下の2つをグラフにしてみました。

・終身払いで80歳まで支払った累計金額
・60歳払いで60歳まで支払った累計金額

オリックス生命女_.png




意外や意外、女性は男性と違って右肩上がりとはなりません。
若いうちに保険に入った方がお得と言うのは女性には当てはまらないことになります。

60歳払いに注目すると、36歳くらいから上昇しだしますが、25歳~40歳の中では34歳で保険に入った方が総支払額が少ないと言う結果になります。
ただ、女性は出産と言うイベントがあり、妊娠中に保険に入ると色々な不担保がついたりします。
例えば、27歳で60歳払いで入ると累計で925,056円、30歳で60歳払いで入ると累計で921,960円と差額は3000円ちょい。
3000円ちょいで3年余分の保障がつくと考えれば、早めに入った方がよいと言う考えも出来るかと思います。
なお、終身払いを見ると、遅く入った方がよいようにも見えますが、これは80歳までの総支払額で見ているので、長生きすればこの差はだんだん小さくなります。

当然、今後更に充実した内容の保険が出てこないとは言えませんし、もう少し待って、そっちに入ってた方が総支払額は少なかった。っと言うことはあるでしょうが、それを言ったらいつまで経っても保険に入れないので、女性は結婚して、妊娠する可能性が出てきたときに入ると言う選択肢を考えてもよいのかもしれませんね。
男性は結婚前でも20代に入っておくのがよいかもしれません。
まー独身の時に医療保険を考える男性はあまりいないかもしれませんけど。
私も結婚してから保険を考えたので。

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